広域災害・救急医療情報システム

http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kikaku/2009/03/kk0304-02.html
●実施機関:厚生労働省
●調達種別:企画競争
●内容:広域災害救急医療情報システムは、災害拠点病院をはじめとした医療機関、医療関係団体、消防機関、保健所、市町村等の間の情報ネットワーク化及び国、都道府県間との広域情報ネットワーク化を図り、災害時における医療機関の患者受入可否情報(以下、広域災害医療情報という)の集約、情報共有を行う。これらの情報をもとに被災患者の搬送先の決定を円滑におこなうことを目的としている。
また、DMAT(次の2基本要件2DMAT管理機能を参照。)の活動情報の集約、情報共有をおこない、被災地への迅速な派遣、活動状況の把握を支援することを目的としている。
1 広域災害医療情報管理機能(EMIS)
広域災害医療情報の項目は統一されており、医療機関から登録された広域災害医療情報は都道府県単位で管理されている。これら各都道府県の情報を全国的に集約、蓄積したうえで、照会、集計、運用管理等のサービスを提供すること。
2 DMAT管理機能
災害の急性期(概ね48時間以内)に活動できる機動性を持った、専門的な訓練を受けた広域医療搬送、病院支援、域内搬送、現場活動等を主な活動とする災害派遣医療チームをDMATといい、現在、全都道府県にて体制整備が行われている。このDMAT管理機能では、全国のDMAT隊員情報の管理、災害時におけるDMATの活動状況の管理を行うために、DMAT活動状況管理、情報共有、隊員情報の管理等のサービスを提供すること。
3 システム構成内容
都道府県で整備している広域災害救急医療情報システム(以下、都道府県システムという)と相互接続し、全国の情報を集約、蓄積できるシステム構成(以下、バックアップセンターという)とすること。
万が一、都道府県の広域災害救急医療情報システムが災害等によりシステム停止した場合でも、集約・蓄積してある情報を活用し、バックアップセンターにて都道府県システムと同等のサービスを提供できる仕組みにすること。
バックアップセンター自体も災害対策のための冗長化をはかり、東日本と西日本の2か所にセンターを設置すること。
4 運用支援
広域災害医療情報管理機能、DMAT管理機能を提供するにあたり、円滑に運用するために必要な業務を行うこと。
●予算:
●説明会:平成21年3月13日(金)10時
●締切日:平成21年3月19日(木)17時
●その他: